「組織にいながら、自由に働く。」のABD。
▼ABDとは。
アクティブ・ブック・ダイアローグの略です。1冊の本を複数の参加者で、バラシて、分割して、読んで要約して、プレゼンして、議論するという新しい読書会の手法です。
公式サイトはこちら。
この手法のメリットは、
・事前準備が不要(本を購入することも、事前に読んでおくことも不要)
・分厚い本でも手軽に内容が把握できる(興味が出たら購入してじっくり読む)
・参加者が同じ話題で会話ができる。(社内スクラム勉強会で最初にスクラムガイドをABDで読んでもらうような試みもしています)
・要約やプレゼンのスキルがあがる。(3分でまとめる、話せる技術)
・楽しい!(一番大事) ことなどがあげられます。
デメリットは、本をバラす(裁断する)ことがあります。本が好きな人はちょっと抵抗があるかもしれません。
▼今回の書籍
仲山進也さん著「組織にいながら、自由に働く。」です。
▼開催の目的
・昨年AgileJapan宇都宮サテライトで交流させてもらった本の著者・仲山さんの働き方に感動し、それを他の人にも知ってもらいたかった。
・別のABDに参加した際、良いファシリテータの見本を見せてもらえたのでそれを実践してみたかった。
▼お礼
・今回著者、出版社さまのご好意でABD用に本のゲラを提供してもらっています。ゲラを提供していただいた著者の仲山さん、日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部ABD読書会担当者さま、ありがとうございました。
「著者の仲山進也さんの協力のもと、多くの方が同時に本を読み、対話する新しい読書会のカタチ「ABD読書会(アクティブ・ブック・ダイアローグ®)」を主催される皆さまには、ゲラを無償提供させていただくことになりました。」(抜粋)
・会場を提供して頂いただけでなく、道具の準備などご協力いただいたクリエーションラインさま、ありがとうございました。
▼メモ
チェックインは企画の意図や参加者の自己紹介などで10分程。
コ・サマライズ(要約作成)。
今回の参加者は8人でした。本が4章立てでしたので2人で1章分を担当してもらいました(1人約25ページを担当)。時間は約50分。
リレープレゼン。
1人3分でプレゼンをしてもらいました。私から2分経過で合図を送って残り1分をまとめてもらう、拍手は8人全員が終わってから、自分の箇所がおわったら次の人とはハイタッチで交換等、前回のABDで学んだことを取り入れてみました。
ダイアローグ(対話)。
今回は本が「加」「減」「乗」「除」の4章(働き方の4ステージ)で構成されており、それぞれの章単位で話ができそうだったので、参加者の興味(自分はどのステージにいるか、興味があるか)でそれぞれグリープに分かれて話をしてもらいました(今回は3グループ、加3人、減2人、除3人)。約30分。
参加された方から「楽しい」という感想がでたのがとても嬉しかったです。
皆様、ご参加ありがとうございました。